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エンタープライズセールス1年目が最初にやるべき5つのこと|成果を出す新人の共通点

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エンタープライズセールス1年目が最初にやるべき5つのこと|成果を出す新人の共通点

エンタープライズ営業の1年目は、個人の営業スキルよりも「組織を攻略する思考法」を身につけることが成果への近道です。本記事では、BtoB営業の新人が最初に取り組むべき5つのアクションとして、パワーチャートの作成習慣、キーマン分析、社内リソースの活用法などを解説します。



エンプラ営業1年目が直面する「壁」とは

エンタープライズ営業、いわゆるエンプラ営業は、中小企業向けのSMB営業とは根本的に異なる難しさがあります。BtoB営業の1年目で最初につまずきやすいポイントは、以下の3つです。

  • 意思決定者が複数存在する

    担当者だけでなく、上長・役員・他部署など、多くのステークホルダーが関与する

  • 購買プロセスが長い

     検討開始から契約まで半年〜1年以上かかることも珍しくない

  • 担当者=決裁者ではない

     目の前の担当者と良好な関係を築いても、それだけでは受注に至らない

つまり、個人プレーの営業力だけでは限界があり、「組織対組織」で攻略する視点が求められます。


1年目が最初にやるべき5つのこと

1. パワーチャートを作成する習慣をつける

エンプラ営業で成果を出す人に共通するのが、パワーチャート(バイヤー相関図・リレーションマップとも呼ばれる) を必ず作成していることです。

パワーチャートとは、顧客企業の意思決定に関わる人物の関係性・役職・影響力を可視化した図のこと。これを作ることで、以下のメリットがあります。

メリット 具体的な効果
攻略ルートが見える 誰を経由して誰にアプローチすべきか明確になる
抜け漏れを防げる 未接触のキーマンや反対派の存在に気づける
チームで共有できる 上司やプリセールスへの相談・引き継ぎがスムーズになる

1年目の実践ポイント

  • 商談後、その日のうちにパワーチャートを更新する

  • 最初は手書きやスライドでOK。完璧を目指さず「作る習慣」を優先する

  • 社内ミーティングで共有し、上司からフィードバックをもらう

2. キーマン分析の基礎スキルを習得する

パワーチャートを作成したら、次は各人物の「役割」と「スタンス」を分析します。これがキーマン分析です。

分析すべき4つの観点

  1. 役割: 最終決裁者か、推進者か、評価者か、利用者か

  2. スタンス: 賛成派・中立・反対派のどれか

  3. 影響力: 組織内での発言力や実質的な権限

  4. 関心事: その人が重視している課題やKPI

特に重要なのは、最終決裁者(Economic Buyer)推進者(Champion) を見極めることです。

  • 決裁者: 予算承認や最終GOを出す権限を持つ人物

  • 推進者: 社内で導入を後押ししてくれる味方

1年目は、担当者との関係構築に注力しがちですが、早い段階で「この案件の決裁者は誰か」「社内で味方になってくれる推進者はいるか」を意識する癖をつけましょう。

3. 「なぜ今か」を言語化できるようになる

エンプラ営業では、担当者が導入に前向きでも、社内稟議で止まるケースが多発します。その原因の多くは、「なぜ今やる必要があるのか」が社内で説明できない ことにあります。

1年目のうちに身につけたいのは、顧客が社内を説得するための「武器」を提供するスキルです。

具体的なアクション

  • 顧客の経営課題・業界トレンドと自社サービスの接点を整理する

  • 「今期中に導入すべき理由」を3つ以上用意する

  • ROI試算やコスト削減シミュレーションなど、数字で語れる資料を準備する

4. 社内リソースを「使い倒す」意識を持つ

エンプラ営業は、一人で完結する仕事ではありません。1年目のうちから、社内の専門家やリソースを積極的に巻き込む ことが重要です。

活用すべき社内リソースの例

  • プリセールス(セールスエンジニア): 技術的な質問対応、製品デモの実施、顧客の技術部門との折衝

  • マネージャー・役員: 顧客のCxOや役員層へのエグゼクティブアプローチ同行

  • マーケティング: 業界別のホワイトペーパーやROI試算ツールの提供依頼

  • カスタマーサクセス(ポストセールス): 同業界・同規模の既存顧客における導入効果や定着事例のヒアリング、オンボーディング体制の説明同席

「自分一人でなんとかしよう」と抱え込むのではなく、社内を巻き込む力もエンプラ営業の実力の一部 だと捉えましょう。

5. 商談の「振り返り」を仕組み化する

1年目で急成長する人としない人の差は、振り返りの質と頻度 に表れます。

効果的な振り返りのフレームワーク

観点 問いかけ
事実 何が起きたか?顧客は何と言ったか?
解釈 なぜそうなったか?顧客の真意は何か?
次のアクション 次回までに何をすべきか?

商談直後の5〜10分で簡単にメモを残し、週次で上司と振り返りの時間を設けることで、学習サイクルが加速します。


まとめ:1年目の行動が3年後の成果を決める

エンプラ営業の1年目は、派手な成果よりも「正しい型」を身につける時期です。今回紹介した5つのアクションを実践することで、2年目以降の成長曲線が大きく変わります。

今日から始められるアクション

  1. 今担当している案件のパワーチャートを1枚作成する

  2. その中で「決裁者」と「推進者」が誰か仮説を立てる

  3. 次の商談後、5分で振り返りメモを残す

エンタープライズセールスの1年目は、焦らず、しかし着実に「組織攻略の思考法」を磨いていきましょう。

→エンタープライズ営業を推進させるPathLightとは

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